平成２５年９月１３日（金）に、福島県田村郡三春町立三春中学校において、石島正英師範による教育講演会が行われました。
　講演会の前には、内歩進参段の型や杉板の四方割り、瓦の寸勁割りなどの演武が行われました。普段見たことのない空手の迫力に、中学生達からは大きな驚きと感嘆の声が発せられました。

　講演会では、「自分を成長させるためのメンタルトレーニング」をテーマに、自身が内弟子としての修業時代に感じたことやお世話になった先生方から学んだこと、また組手の選手時代の苦労や葛藤についてそれをどのように乗り越えてきたのか、そして、型を学ぶ際にそれまで組手を通して稽古した内容が役立ったお話など、実体験をもとにしたお話から生きていく上でどのようなことを心がけることが大切なのかが分かる、大変貴重なお話でした。

　講演会後、生徒はもちろん、先生方からも感動の声が多く寄せられました。
生徒達からは、
「自分達の努力を信じて続けていくことが大切だから、諦めずに志望校を目指す努力をしたい。」
「今までは、少しの怪我で部活を休んだりしていたけれど、もっと我慢して練習することだってできるんだ。」
「薄紙一枚ずつでも、重ねたら卒業までに何かできるようになるのかも知れない。実際にやってみることが大切なんじゃないかと思った。」
といった声が、様々な活動で聞かれました。

　講演会を通し、自分たちの今後の活動に対する成長のきっかけを示唆していただきました。
　お忙しい中、貴重なお話、本当にありがとうございました。